診療放射線科
当院の放射線科は一般撮影・消化器検査(胃・大腸)・CT検査・骨密度検査(骨粗鬆症検査)などの画像検査を行い病気の評価や治療方針の決定に活躍できるよう、画像検査結果を迅速に病棟や診察室の医師に提供しています。
患者さまへの不必要な放射線を防止するため安全で適正な検査を実施しています。
透視検査
透視検査とはバリウムを使って食道・胃・小腸・大腸といった消化器検査を行ったり、整形領域に於ける脱臼や骨の整復に用いたりします。透視検査はさまざまな検査を体の中を透視してみることができる装置です。
CT(X線コンピュータ断層撮影装置)
当院のCT装置は、令和6年9月に64列マルチスライスCTが導入され16列から64列の検出器になり、検出器が増えたことにより、短時間で広範囲の自由度が高い高精細な撮影が可能となりました。
また、患者さまの被ばく量は従来のCT装置は70%低減でしたが、83%低減可能となりました。
骨密度検査
骨密度検査とは骨量を測る検査です。
骨密度が低下すると骨がスカスカになり、少しの衝撃で骨折をしてしまう骨粗鬆症になる可能性があります。
骨粗鬆症の多くは骨折して初めて気がづくと言う方が意外と多く、骨折する部位によっては寝たきりの原因にもなり得ます。
当院の骨密度検査は、骨粗鬆症学会のガイドラインの沿って推奨されている最新鋭の装置で、検査方法も精度が高いDEXA(デキサ)法で行っています。
また、検査時間も従来は10分程度でしたが、5分程度で終わるようになりました。