施設基準・厚生労働大臣の定める掲示事項

当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

入院基本料について

各病棟の看護職員(看護師及び准看護師)及び看護補助者の配置状況は下記のとおりです。

看護職員(看護師・准看護師)
病棟

1日に勤務する看護職員の人数

看護職員1人あたり受け持ち数
9時00分~17時00分 17時00分~9時00分

一般病棟(地域一般入院料3、地域包括ケア入院医療管理料1)

11人以上 5人以内 23人以内

療養病棟(療養病棟入院基本料1)

9人以上 7人以内 30人以内

 

看護補助者
病棟

1日に勤務する看護補助者の人数

看護補助者1人あたり受け持ち数
9時00分~17時00分 17時00分~9時00分

一般病棟(地域一般入院料3、地域包括ケア入院医療管理料1)

6人以上 8人以内 45人以内

療養病棟(療養病棟入院基本料1)

9人以上 7人以内 60人以内

 

入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化について

当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者さまに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また厚生労働大臣の定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化の基準を満たしております。

明細書の発行体制について

 医療の透明化や患者さまへの情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の判る明細書を無料で発行しております。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても明細書を無料で発行しております。明細書には使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されます。その点をご理解いただき、ご本人以外が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は会計窓口にてその旨お申し出ください。

施設基準届出事項

当院は、東海北陸厚生局に下記の届出を行っております。

入院時食事療養に係る食事療養

入院時食事療養費(Ⅰ)を算定すべき食事療養の基準に係る届出をおこなっております。
当院は、入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っており、療養のための食事は、管理栄養士の管理により適時(朝食 午前8時、昼食 午後0時、夕食 午後6時)・適温で提供しております。

基本診療料の施設基準に係る届出事項
  • 医療DX推進体制整備加算
  • 一般病棟入院基本料(15対1)
  • 療養病棟入院基本料(20対1、在宅復帰機能強化加算)
  • 診療録管理体制加算3
  • 看護配置加算
  • 看護補助加算
  • 療養病棟療養環境加算1
  • 医療安全対策加算2(医療安全対策地域連携加算2)
  • 感染対策向上加算3(連携強化加算、サーベイランス強化加算、抗菌薬適正使用体制加算)
  • 後発医薬品使用体制加算1
  • データ提出加算
  • 入退院支援加算1
  • 地域包括ケア入院医療管理料1(看護職員配置加算・看護補助者配置加算)
特掲診療料の施設基準に係る届出事項
  • ニコチン依存症管理料
  • がん治療連携指導料
  • 薬剤管理指導料
  • 在宅療養支援病院(2)
  • 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
  • 在宅がん医療総合診療料
  • CT撮影及びMRI撮影
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
  • 胃瘻造設術
  • 胃瘻造設時嚥下機能評価加算
  • 外来・在宅ベースアップ評価料Ⅰ
  • 入院ベースアップ評価料29

保険外負担に関する事項について

当院では、個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用日数、枚数等に応じた実費のご負担をお願いしております。

(1)特別の療養環境の提供(室料差額)

種別

料金/日(税込)

病室

個室

5,280円

201,202,203,205,206,

301,302,303,305,306

個室

3,300円

212,213,215,216,217,

312,313,316,317

2人部屋

2,200円

207,307

(2)文書料及び保険外負担に係る費用
◇文書料

種別

料金/通(税込)

 領収証明書

440円

 健康診断書

1,100円

 医療費補助金請求書

1,100円

 普通診断書

2,200円

 おむつ使用証明書

2,200円

 施設入所診断書

3,300円

 通院・入院・手術証明書(保険会社)

3,300円

 生命保険診断書(簡易)

3,300円

 生命保険診断書(複雑)

5,500円

 生命保険診断書(3P以上)

11,000円

 国民年金・厚生年金保険診断書、障害者認定診断書、特定疾患診断書、後遺症診断書

5,500円

 自賠責診断書、自賠責明細書

5,500円

 成年後見制度診断書

5,500円

 死亡診断書、死亡証明書

3,300円

 死体検案書

16,500円

 死亡診断書、死体検案書(2通目以降)

2,200円

◇診療記録等開示に係る費用(カルテ開示)

種別

料金(税込)

 基本料金

3,300円

 電子カルテ印刷料金

22円/枚

 紙カルテコピー料金

22円/枚

 画像コピー料金(CD)

1,100円

長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品等)の処方にかかる選定療養について

患者さまの希望により長期収載品を処方した場合、長期収載品と後発医薬品の差額の4分の1に相当する金額を、選定療養費として患者さまにご負担いただきます。

対象となる医薬品
外来での院内処方及び院外処方で、後発医薬品が市販されて5年以上経過した長期収載品や後発医薬品への置換率が50%以上を超える長期収載品

対象外となる場合
医師が医療上の必要性があると判断して長期収載品を処方した場合や在庫状況等により後発医薬品の提供が困難な場合

自己負担額について
長期収載品の価格と後発医薬品内での最高価格との価格差の4分の1
※選定療養費には別途消費税もかかります

各施設基準において定められている院内掲示等

【オンライン資格確認について(医療情報取得加算)】
  • 当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しております。
  • 受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
  • 正確な情報を取得・活用するためマイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
【医療DXを推進するための体制について(医療DX診療体制加算)】

当院は、医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。

  • オンライン資格確認等システムによる取得した医療情報等を活用して診療を実施しております。
  • マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
  • 電子処方箋の発行体制を導入予定です。
  • 電子カルテ情報共有サービスの取組実施のため、今後導入予定です。
【後発医薬品(ジェネリック医薬品)・医薬品の安定供給・一般名処方の記載について】

当院は、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しております。
また、医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画等の見直し等、適切な対応ができる体制を整備しております。
状況によっては、患者さまへ投与する薬剤が変更となる可能性がございます。
ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。

【禁煙治療について(ニコチン依存症管理料)】

当院では、禁煙を考えている方や、禁煙しようとしてもなかなかやめられないとお悩みの方に対し、禁煙をサポートする「禁煙外来」を設けております。

【入退院及び地域連携業務について(入退院支援加算)】

当院では、入退院支援及び地域連携業務を担う部門を設置し、当該部門に十分な経験を有する看護師・社会福祉士を配置し退院支援等に十分な体制を整えています。
担当者の詳細につきましては、各病棟に掲示しておりますのでご参照ください。

【医療安全対策について(医療安全対策加算)】

当院では医療安全管理委員会を設置し、皆さまが安心して医療を受けられるための体制を確保し医療安全管理指針を定めています。医療安全管理指針および医療安全管理規程については、患者及び家族等からご希望があれば閲覧できるようにしています。
医療安全に関するご相談は、医療安全管理者が関係部署と連携・協力してお受けしていますので、医療相談窓口にお気軽にお申し出ください。

【院内感染防止対策について(感染対策向上加算)】

当院では感染防止対策を病院全体として取り組み、院内感染発生の予防と発生時の速やかな対応を行っております。また以下の取り組みを実施しています。

  • 院内感染防止対策委員会を設置し、毎月1回会議を行い感染対策に関する事項を検討します。
  • 感染対策チーム(ICT)を設置し、感染防止対策の実務を行います。
  • 職員の感染防止対策に対する意識・知識・技術向上を図るため、マニュアルを各部署に配備し、全職員対象とした研修会・講習会を年2回以上行っています。
  • 薬剤耐性菌や院内感染対策上問題となる微生物の検出状況を報告し注意喚起を行います。
  • 院内感染が疑われる事例の発生時には、感染対策の徹底、疫学的調査を行い感染拡大の防止を行います。また必要に応じて他の医療機関や保健所と速やかに連携し対応します。
  • 近隣の医療機関と連携し、各施設の感染対策に関する問題点を定期的に検討しています。
  • 感染症が流行する時期は、ポスター等の掲示物で情報提供を行います。
【医療従事者の負担軽減及び処遇改善に関する取り組み事項】

当院では医療従事者の負担軽減及び処遇改善のため以下の項目について取組を行っております。
その取り組みにより職員が患者さまへ提供するサービスの質が向上することをめざしております。

  • 他職種との業務分担
  • 業務内容の見直しと効率化
  • 病棟クラークの導入
  • 院内託児所の設置及び託児所運営の助成で子育て世代が働きやすい職場環境づくり
  • 育児休業、介護休業、介護休暇、子の看護休暇制度の活用
  • 看護職員の増員
  • その他働きやすい職場環境づくりへの取り組み

【指定医療機関】

当院は次の指定を受けている医療機関です。

  • 保険医療機関
  • 国民健康保険医療機関
  • 労災保険指定医療機関
  • 被爆者一般疾病医療機関
  • 生活保護法指定医療機関
  • 結核予防法指定医療機関
  • 救急告示病院(1次救急)