胃カメラ

<上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査の適応>
  • みぞおちあたりに痛みのある方
  • 食欲不振、体重減少のある方
  • むねやけ、胃もたれ感のある方
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍の既往のある方
  • 黒い便がでる方

胃カメラ(上部消化管内視鏡)

胃カメラ検査とは消化管の上部にあたる食道・胃・十二指腸の状態を確認するために行われる内視鏡検査です。
当院では従来の経口内視鏡に加えて、苦痛の少ない経鼻内視鏡も導入しております。ご希望の方はご相談ください。

◎経口内視鏡の特徴


<メリット >
●画質が良く、ライトも明るいので病変部分をより鮮明に見られる。
●拡大機能を有しており、より正確な診断が可能。
●検査時間が経鼻内視鏡と比べ比較的短い
< デメリット>
●咽頭部を刺激するため、吐き気や苦しさなどの不快感がある。

◎経鼻内視鏡の特徴


<メリット>
●麻酔に用いる薬が少量であるため、体への負担も少なく安全。
●カメラの径が細いため、痛み、嘔吐反射を軽減できる。
●検査中に会話ができる。
<デメリット>
●経口内視鏡に比べ画質や処置性能がやや劣る
●検査時間が経口内視鏡と比べ比較的長い
●内視鏡の挿入により鼻出血など、鼻粘膜が傷つく恐れがあるので、鼻の疾患のある方は避けた方がよい。

①NBI内視鏡検査について

当院はNBI内視鏡を採用しています。NBIとは「Narrow Band Imaging」の略称で、日本語では「挟帯域光観察」といいます。
NBIについてはこちらをご覧ください。

②拡大内視鏡について

拡大観察機能付き内視鏡は、約80倍の倍率で粘膜の表面などを詳細に観察できることから、NBI観察と組み合わせ、癌などの診断・早期発見に有用です。
拡大内視鏡についてはこちらをご覧ください。

※胃カメラ検査の流れはこちらをご覧ください。